東日本大震災ボランティア

写真洗浄ボランティア 2011年の3月11日以降、日本の状態はガラリと変わってしまった。

見えないものに対する恐怖心、いつくるかわからないことに対する警戒心が常に人の心を支配している。

「シンサイ」という言葉を聞かない日はない。
人間はわからないものに対して強い不安を抱く。
それは危機を避けようとする生物の本能だ。
しかし不安な生活を続けていると、だんだん平常の状態がわからなくなってくる。

結局、危機感をずっと持ち続けて生活することに人間は耐えられない生き物なのだ。

それを、認めなくちゃならない。

 

不安の対象とばかり向き合うのではなく、自分の心の弱さを認めることがまず必要なのだ。

でなければ、たとえ復興が進んでも日本という国は本質的に良い方向に進まないだろう。
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私は今、宮城県に来ている。

青春18切符で来てしまった。

被災者の方の泥にまみれた写真の洗浄と、その写真の展示会のお手伝いをさせていただいた。

写真洗浄海水で固まった泥は簡単には取れない。
写真の裏と表をアルコール除菌のウェットティッシュで優しく拭きとる。
こすり過ぎると写真の表面が剥げてしまうので慎重にならなければならない。
筆の先端を水で濡らし少しずつ泥を取り除いていく。大きい泥はヘラなどで剥がす。
全面が泥に覆われた写真を洗浄すると生まれたての赤ちゃんの写真が現れた。

 

 

生きている限り、人生そのものが失われることはないと信じたい。
洗浄した写真が生きていくための心の拠り所になる一枚になってほしい。

会場には被災者の方がたくさん来られた。
自分の写真を見つけて泣いている方、何度も足を運ぶが見つからない方……
写真以外にも、位牌や(骨壷まであった)ランドセル、記念の品などが展示されていた。
この会場は今月二十五日までで、その後の予定は決まっていないそうだ。
行政が常設でこういった空間を何故提供できないのか理解できない。
何万点とある写真を、会場を毎回変えて搬出と搬入を繰り返すのは大変な労力だ。
スキャンしてデータベース化するのがいいと思うのだが、恐らく個人情報の問題が出てくるのだろう 。時間が経つにしたがって別の問題が次々に出てくる。

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写真洗浄ボランティア

写真洗浄ボランティア

 

今回参加させていただいたボランティアの方々のホームページ。

http://www.omoide-kaeru.com/
おもいで再会広場

2/29(水)〜3/25(日)10:00〜16:00

※休館日:毎週月曜日、3/21(水)
■展示場所
仙台市 中央市民センター 6階体育館
アクセスマップはコチラ»
■拾得場所
仙台市 若林区,宮城野区
■主な拾得物
写真、卒業アルバム、卒業証書、位牌、賞状、トロフィー、ランドセル、郵便物、額縁など

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そして、今回のボランティア活動でご一緒させていただいた方。
横浜で写真洗浄をされている。
http://blog.livedoor.jp/shashin_senjo/
思い出返し隊
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